障害年金 Ⅲ

以下の記述の内、誤りを選択せよ
(1)いわゆる一元化により、共済制度の組合員期間を有する厚生年金の第1号厚生年金被保険者に障害厚生年金の受給権が認められるばあい、300月みなしの適用により、一元化前より年金額が少なくなる場合もありえる。  
(2)20歳になると同時に就職し、厚生年金の被保険者になった者が、入社初日に事故にあい
障害等級2級相当のケガを負った場合は、、保険料納付要件は、問われない。
(3)障害認定日請求において、障害認定日から1年以上経過後の請求には、障害認定日以降3月以内の診断書と請求日以前3月以内の医師の診断書が、両方必要となる。
(4)障害厚生年金の年金額算出の被保険者期間は、障害認定日までがその対象期間となる。
(5)特例による任意加入被保険者も、要件を満たせば障害基礎年金の受給権を取得できる。従って、初診日、障害認定日共に65歳以降であっても、その裁定請求が可能である。


【解答】(1)ただしい。組合員の期間も厚生年金期間として、一つの期間とみるため。
(2)正しい。対象となる被保険者期間がないため。
(3)(4)そのとおりで正しい。
(5)誤り。特例による保険料納付要件は、65歳未満でなければならない。
従って、解答は、(5)となる。